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住宅を建てる時の留意点
 

このページは住宅セミナーの講師として、設計のポイントや建設に当たっての注意点などを講義したものから、選んで掲載していきます。出来るだけ幅広く掲載したいと思いますが、時間がかかるのは勘弁してください。

 
   

ー最初に予算をたてましょうー

当たり前ですが、最初に住宅に使ってよい金額を決めます、これはたんに建設費ではなくて住宅の建設(新築、改築など)に関る総額として押えをつけます。

住宅の本体以外にも、引越し費用、仮住まい、登記や担保設定の費用、火災保険や新しい家具、お祝いや神事なども総額の中から、計上しておきます。

また、住宅会社などの見積もりにはカーテンやエアコン、庭の工事などは入っていないのが普通ですので、これらの予算も考えておきます。

出来れば、これら以外にも予備費として工事費の5〜10%程度を計上しておくと、工事途中の変更や追加などをあまり悩まなくてすむでしょう。

ー誰に依頼するかー

1.ハウスメーカー(展示場やカタログから好みのメーカーを選別する)

  ・モデルハウスなど現物を確認できる

  ・デザインや仕上材料、仕様(建材メーカー、設備メーカー)が決まっている

  ・他社のハウスメーカーと比較が容易

  ・プランは自由(自由設計をうたっているメーカー)

  ・設計料がほぼ無料

  ・全国規模のメーカーから地場のメーカーまでたくさんある

2.施工会社   (大手建設会社から地場の工務店や大工さんに依頼する)

  ・住宅に力を入れている会社はハウスメーカーに近い

  ・デザインや材料、仕様は自由に希望できる

  ・設計料は比較的安価(明示されない場合もある)

  ・設計は下請け(地元の設計事務所)に出る場合もある

3.建売住宅を買う

  ・現物をみて判断できる

  ・設計や施工などの煩雑な業務がないので時間や労力がいらない

  ・基礎や壁の中、小屋裏等隠蔽部分は確認できない

  ・完成しているので、部分的に直したり仕上げを変えたりすると費用がかかる

  ・展示場に使用した場合などは家具やカーテンがサービスされる場合もある

4.中古住宅を買う

  ・隠蔽部が確認できないことや、構造耐力上の安全が確認しにくい

  ・どんな使われ方をしていたか、歴史がわからない

  ・設備などが老朽化している場合もある

  ・リフォームの費用がかかる

  ・トータルとして比較的安価に住宅が手に入る

5.設計事務所に設計、監理を依頼し自分だけの住宅を創る

  ・専門家のアドバイスやアイデアで家創りができる

  ・設計に合った、良心的で安価な施工会社を選定できる

  ・設計図による事前の確認ができ生活スタイルに合った住宅ができる

  ・設計料がかかる

  ・設計者の選び方が判らない(知り合いがいない)

ー建物の構造はー

 

1.木造在来工法

 ・従来からの一般的な工法でほとんどの木造住宅はこれ

 ・工費が安定しているので比較しやすい

 ・筋違いの位置、壁の位置が耐震強度に影響するので、プランにより  構造強度に影響が出る

 ・おおむね1間(1,820)間隔に柱が必要。一部屋の大きさは最大でも  12帖ていどになる

 ・施工方法が一般化されているので、施工者によるバラツキが

  少ない

 ・3階建てまでOK

 
 

2.2×4(ツーバイフォー)構造(2インチ×4インチ材が多用されるから)  ・ハウスメーカーで採用している会社が多い

 ・壁の長さ、位置に構造上の規制がある

 ・過去の地震などで丈夫さが認められた

 ・2×4に手馴れた施工者が少ない

 ・3階建てまでOK

 

 

3.鉄骨構造(重量鉄骨造)

 ・柱、梁のフレーム構造になるので外壁や間仕切り壁は強度に関係  なくなる為、自由な平面が可能

 ・木造では不可能な大空間や吹き抜け、ピロティなどのプランが可能

 ・工事費が木造より高めになることがある

 ・階数の制限がない

 ・設計事務所で設計、監理をしたほうが望ましい

   
 

4.鉄骨構造(軽量鉄骨造)

 ・ハウスメーカーの鉄骨系住宅はほとんどがこれ

 ・おおむね木造の在来工法の柱、梁、筋違いを軽量鉄骨に

  置き換えたイメージ

 ・ハウスメーカー以外ではあまり採用していない

   
 

5.鉄筋コンクリート構造

 ・分譲マンションや公団住宅などの集合住宅はほとんどこれ

 ・コンクリート独特の風合いを生かした設計が多い

 ・建物重量が重くなる

 ・工事費がやや高めになる

 ・階数の制限がない

 ・設計事務所で設計、監理をしたほうが望ましい

   


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